>> TREND-ANTIQUE >> [ * La Musica moderna al Palazzo d'Inncichi ]

La Musica moderna al Palazzo d'Inncichi

ここでは、イッンチーキ宮廷における21世紀初頭の音楽受容について、当時の報告や論説など、貴重な歴史的資料を収集しています。

14. ピーヴァ氏のジェラート・ディ・ガルッピ

[ 2006-09-27 21:28 ]

露天商の売るジェラート。... ありふれていて、安っぽくもあり、とび抜けて美味しいというほどでもなく、しかしながら、その都合の良い甘さと、気分的な心地よさに、なんとなくつい、買ってしまう...

そんなオペラを提供してくれるのが、フランコ・ピーヴァ氏と、インテルムジカ・アンサンブル、そしてそのなじみの歌手たちによるオペラシリーズです。

ゴルドーニ氏とガルッピ氏による一連のオペラ作品の中でも、とりわけ名声の高い、"月の世界" 、"逆さまの世界" 、"田舎の哲学者" の3作が、ご機嫌でお気楽な適当さと、その割には行き届いた心遣いで、加減良く音楽化されています。

ここでもまた指摘できるのは、舞台と客席との "適切な距離" です。というのも、喜劇とは、爆笑を誘うものでもなければ、人間性を生き生きと描くものでもなく、シンプルに愉快で心地のよい "お芝居" なのですから。