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trend-antique tutorial
[ 2006-10-14 ]
トレンド・アンティーク・チュートリアル

"トレンド・アンティーク" は、フランス革命以前に書かれた作品を素材としてシャープでフレッシュな音楽を生み出している、21世紀の古典音楽のムーブメントに注目し、その美的感覚を広くプロモーションするサイトです。

チュートリアル・プログラムでは、"トレンド・アンティーク ( 新しい古楽 ) " についての、導入的な説明を行います。

The purpose of "TREND-ANTIQUE" is to promote the "Ancient Music"-movement of the early 21st century and to illustrate its aesthetic sence. Refining sharply "the past", it creates beautiful music.

The tutorial programm is an introductory text for "trend-antique". We are going to exlain this new-proposed music genre here.

Introduction.

* A : "トレンド・アンティーク" とは / What is "trend-antique"?

* B : 過去と現在 / the past and the present

Its music.

* C : 聴いてみよう! / Let's listen!

* D : 最近注目のリリース / New releases

more Information

>> ドキュメント / Documentation

A. What is "trend-antique"?

1. "トレンド・アンティーク"
"trend-antique" は、西ヨーロッパ地方の歴史的な音楽を楽しむ、新しいスタイルの音楽ムーヴメントです。フランス革命以前の古い楽譜を、当時の演奏法をベースにしながらも、21世紀の都会的でシャープなスタイルで演奏します。
2. スタイル
"trend-antique" は、軽くギャラントな音楽です。確かに、それぞれの音楽は、地域や時代によって特徴づけられ、学問的・芸術的な見方、旅行や歴史への興味とクロスしますが、それよりもむしろ、日常の中に音楽を置き、その装飾的な美しさを消費することに関心を向けます。
3. このような方にお勧め!
"trend-antique" の音楽は、優雅なおしゃれが好きな人、若々しく落ち着いた音楽が好きな人、軽くて手頃な音楽が好きな人、ヨーロッパの言語や文化が好きな人、旅行が好きな人、歴史が好きな人、などの方々にお勧めです。
4. クラシックや古楽との関係
"trend-antique" の音楽は、クラシックや古楽に似ていて、実際にそこから発展したものです。しかし、扱う作品や、演奏スタイル、音楽に対する姿勢などの点が、ずいぶん違っていて、新しい音楽家たちによる、新しいファン層のための、新しい音楽スタイルを形成しています。( cf. documentation : B )
5. 人工的な音楽ジャンル
"trend-antique" は、この "TREND-ANTIQUE D'INNCICHI" というサイトがまとめた、人工的な音楽ジャンルです。例えば "バロック" というジャンルがそうであったのと同じように、"trend-antique" を担う音楽家たちもまた、自分たちの音楽が "trend-antique" であるとは認識していません。

B. the past and the present / 過去と現在

1. 過去と現在のコラボレーション
"trend-antique" の音楽は、作曲を、200年以上前の過去に設定し、演奏を、現代に設定しています。現在と過去は、文化的に断絶しているので、現代の音楽家は、過去の作曲家の古い方法論を汲み取り、その中に、現代的な美しさを追求していきます。
2. 2つのトレンド・アンティーク - 現在
"trend-antique" には二重の意味合いがあります。1つは現代のもので、1987年から現在に至る "古い音楽" の流行を指します。それはつまり、現代的なスタイルによる、新しい "古さ" への注目です。彼らは、シャープでスマートなサウンドの中に、都会的で優雅な古さを演出していきます。
3. 2つのトレンド・アンティーク - 過去
もう1つは過去のもので、1595年から1787年に至る、"古い時代" の流行への注目です。これまでの "クラシック音楽" というジャンルは、"革新的な芸術性・個性" を重視する一方で、"流行への参画" を軽視したため、たくさんの魅力的な作品が、私たちに知られないままになっています。

C. Let's listen! / 聴いてみよう!

1. 細切れに聴く
"trend-antique" の音楽は、ほんの数分の1曲を単位として、細切れに聴くこともできます。オペラなどの大規模な作品も、小さな曲を趣味よく配列したものに過ぎず、必ずしも "全体を通して鑑賞しなくても良い" ように作られています。ですから、忙しい現代の生活の端々で楽しむことができます。
2. BGMとして聴き流す
"trend-antique" の音楽は、何か他のことをしながら、BGMとして聴き流すこともできます。じっくり鑑賞して内容構成の意味を理解しなくても、単純に心地よく楽しめるように作曲されています。音楽はあくまで "消費" されるものに過ぎず、どのように聴いても問題はありません。
3. じっくりと耳を傾ける
"trend-antique" の音楽は、当然、じっくりと耳を傾けて鑑賞することもできます。大規模な作品であっても、全体にバランスよく飽きないように曲が配置してあります。ですから聴く側は、必ずしも構成を気にすることなく、出てくるままに楽しんでいくだけで良いのです。
>> いくつかのプロダクション / Productions

D. New releases / 最近注目のリリース

* Vivaldi: In furore, Laudate pueri e concerti sacri / naïve

* Vivaldi "Tito Manlio" / naïve

* Vivaldi "Bajazet" / Virgin

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>> ドキュメント / Documentation